都内展示会とカイカイキキ MOROcraft blog /2015.02.15 Sunday
2015年 02月 15日
まずは、久しぶりの中目黒で服飾小物の展示会。目黒川を渡ると桜も元気だ。
今年の秋冬商品を見にいったのです。
近くに気になる取引先もあったので寄ってみました。
そこのすぐ近所のうつわの店SMLにてしばし徘徊。そのあとはcowbooksによりしばし休憩。
会場はたくさんの熱気。
さすが日本を代表する10人のギャラリストの展示会。作家紹介はもちろんですが、タイトルの「選ぶ力」のとおり、ギャラリーを営む人々が主役であること、もう一度その価値を再認識するきっかけとなる歴史的な集会のようなムードむんむんなのです。
自分でものを選んで生活するものの端くれとしてギャラリー同士、そこに来る人たちが、またどんなエネルギーが会場を満たしているのか感じたかったのです。
現代美術もクラフト工芸も古道具もいけばなも一緒になったフラットな空間。
華やかな人々。そして人との、ものとの、自分とのまじめな紳士的なやりとり。
自分なりに気持ちがうわっーと高揚して手取りして感じて、同じ空気を共有できる満足感。いつのまにかギャラリストうんぬんより作品に集中していました。
とても物欲が収まりませんでしたが、なんとか平常心をキープ。
ギャラリーは作品を売る所でもあります。でも売りたいからだけで作家や作品をえらんでいるわけではありません。作家さんもたぶん、この人のギャラリーならと信頼関係で結ばれているのでしょう。そのギャラリーそれぞれ。
自分ならどうかな?どんなふうに商品を紹介するんだろう?と複雑な思いもよぎりながら会場をぐるぐるしていました。
今回のような企画展ではそうとう敷居が低くリラックスしてみれましたが、本当はそれぞれのギャラリーにお邪魔してそこの空気感を感じたいとも思いました。それが本来のワクワクです。
僕の店はもっと敷居は低くていいのかな。
お客様、作家さん、名もなきものたちの間で気持ちよくいれたら満足。
久しぶりに新しい新鮮な空気を吸い込んだ気分でした。もっと今年は歩かなきゃ。
帰り道はまた有栖川公園を抜けて。
興奮冷めやらぬ僕は地面の木の根っこやら石やらなんか感度ビンビン鼻息ムンムンになり写真をとる。
後から冷静に見るとたいしたことないんですけどね。
公園を抜けてふるさとの栃木路へとつくのでした。
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